牧師東西南北( 2002年5月5日 週報より)

4月30日の新聞「福島民報」で、会津出身の井深梶之助(いぶかかじのすけ)牧師の銅像が日新館(会津藩校)跡に建てられ除幕式が行われたことを知った。安政元年(1854年)日新館学頭の長男として若松城下に生まれ、鶴ケ城籠城に参加するが敗戦を経験して、学問を通じて薩長への復讐を期して上京。しかし、ブランを通じてキリスト教の「敵を愛する精神」を知り受洗。神学校に行き牧師となり、明治学院の設立から係わり長く明治学院総理や卓越した英語カで国際会議の議長等を勤めた。

 銅像の高さは約3bあり、同じ明治学院卒業の方が日新館に寄贈したもの。

 思わず笑ってしまったのは次の結びの記事。「除幕式には高木館長、明治学院の久世了学院長、井深家子孫の松崎百合さんら関係者が出席。玉ぐしをささげて銅像の完成を祝い、会津が生んだ偉人をたたえた。」。

 キリスト教の牧師で指導者でもあった人の銅像を玉ぐしをささげて完成を祝うという感覚があまりにも日本的である。本当にオカシナ国日本。天国の井深牧師はさぞや嘆いておられるだろう。

 


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