牧師東西南北( 2002年6月16日 週報より)

10日間、幼稚園の研修でイタリアとフランスに行って来た。幼稚園協会には研修報告レーポート提出したので、ここでは旅行の感想を。

 フィレンツェもパリも市内見学の中心は、教会であった。フィレンツユは140年かけて建設し1436年に完成したドゥオモ。パリには200年かけ1360年に完成したノートルダム寺院が大きさ高さステンドグラスの美しさで際だっていた。

 建築をはじめた頃の日本は、源頼朝が鎌倉幕府を開いた時代であるから、驚くばかりである。

 ガイドの説明によると当時の平均寿命が20歳ぐらいだったそうで、その頃に140年200年と長い年月をかけてねばり強く建設する信仰と技術と資金は大したものである。

 いずれも今日は世界遺産となり、観光客でごったがえしていた。日曜日午前中は礼拝が行われ信者しか立ち入れないが、どれくらいの人が礼拝を守っているか聞くと、とても少なく、それも多くが旅行中の信者だという。現地の高校生に知人で教会に行っている人がいるか尋ねると、一人だけいるという淋しい答えであった。薄暗い礼拝堂に一人静かに祈っている人の姿はあまり見なかった。

 立派な礼拝堂が過去の遺産となり、キリスト教の建物が観光の対象とだけなっている姿が残念であった。

 

 


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