牧師東西南北( 2002年8月4日 週報より)

 間もなくお盆の時期に、「永眠者記念礼拝」を行う教会が増えています。お寺に対抗するためではなく、家族が集まるこの機会に家族で記念礼拝を守って欲しいとの願いが中心のようです。
 私たちの教会歴では、11月第一主日を「聖徒の日」と呼び、この日に「永眠者記念礼拝」が多く守られてきました。期日を勝手に変更して良いのか。この「聖徒の日」の由来は、古来から教会は聖書や歴史上の聖人を記念するために1年中の全て365日に「聖OOの日」と割り当てました。2月14日は「聖バレンタインの日」12月6日は「聖ニコラオス(サンタクロース)の日」と。それが足りなくなり、さらに歴史に名を残した聖人だけでなく信仰をもって世を去った全ての信徒を記念するための「万霊節」が、この日に定められたのが始まりです。クリスマスが北半球の冬至の日と決められ、宗教改革記念日は歴史的な日ですから勝手な変更は許されませんが、この11月第一主日に「万霊節」には特別な関連はないようです。
 日本では意味を考えれば、お盆に「永眠者記念礼拝」をするのは問題はないどころか、相応しいと言えるでしょう。私たちの教会でも来年に考えてみたいと思います。
 意味も神学的に拡大深化させ、信仰をもって天に召された信仰の先輩を記念するだけでなく、今の私に生命を受け継いでくれた祖先と祖先に子を産むのカまで与えた生命の源なる創造主に感謝する日としたいと考えています。
 日本の祖先祭祀(さいし)の問題は、日本の伝道を阻む大きな障害であると同時に、この問題を解決できれば日本の伝道は大きな突破口が開かれると信じているからです。


 

 


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