牧師東西南北( 2002年9月1日 週報より)

  『宣教のパラダイム転換 上,下』が牧師仲間の話題の本となっている。著者は、ディビイット・ボッシュで南アフリカ出身。「パラダイム」とは日本語では「思考の枠組み」または「基本的範型」「軸足」とも訳される。著者は、21世紀は従来の宣教が根本的な転換を求められていることを書いている。
 特に印象に残ったのは、600万人にものぼる罪なきユダヤ人の大量虐殺がヨーロッパのキリスト教国で起きたことに言及し、西洋キリスト教の勝利主義的体質を批判している。西洋キリスト教は、ユダヤ教をはじめ他宗教に勝利したような傲慢の罪を知らずに犯していた。
 今日、米国キリスト教が同じ罪を犯そうとしている。アメリカのイラク空爆は近いと報じられる。「コット・ブレス・アメリカ」には「はじめに神アメリカをつくり給へり」といわんばかりのゆがみがある。
 欧米のキリスト教体質を日本に持って来られないのは自明である。ならば日本はどのようなパラダイムの転換をすべきか。これが今回沖縄での研修テーマである。


 

 


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