牧師東西南北( 2003年5月25日 週報より)


  5月18日の地区総会で郡山地区総会議長(地区委員会委員長)に選出されました。正直、着任4年目となると様々の役をせざるを得ず本当に忙しいのですが、忙しいのはいずれの牧師も同様で辞退の理由になりませんので、適任かどうかでなく、誰かが引き受けなければならない ものとしてお引き受けしました。

  先日、他地区の牧師から「郡山地区は最近活性化した。以前は牧師会も少人数でメンパーも固定化していたのに」と言われました。嬉しいような悲しいような。以前の地区の様子を詳しくは知りませんが、地区も少しずつ良い方に 変化しているようです。

  地区委員長として、今考えていることを書きますと、具体的活動は、前地区委員会の方向や行事を継承することが自然で正しいでしょう。私自身、こんな地区にしようというヴィジョンは具体的にはありません。むしろそうした私の考えを優先させるのではなく、各教会のありのままの状況や牧師たちの考えを聞かせていただいて、そこから出発して行くべきでしょう。思うに地区内各教会の基盤は弱く、更に今年・来年と会堂建築や園舎建築を計画している教会・伝道所もあり、過度の期待はかえって重荷となり、身の丈にあった活動を着実に行って行ければと思います。

  そんな中で特に意識していかねばならないことは、@教区機構改革の中で当地区がいずれの地区と再編するのが宜教的見地で適当かA地区内で地区としての交流実績のない矢吹教会と二本松教会への働きかけがあります。まず謙虚に出会い、祈り合うところから出発したい。

  地区を考える時、いつもイメージとして頭に浮かぶ風景がある。世界遺産ともなった屋久島の縄文杉の威風である。樹齢4000年以上とも言われる長寿の秘密は、ナナカマドなど15種類ほどの他の植物が杉に着生して共存している為とも言われる。その着生する植物に水分や栄養を摂られるのですが、代わりにその植物によって冬の寒さや夏の暑さ、強い風に守られているのでした。自然界は、自立と共生のバランスが巧みにとれています。さすが神の作品。今日の流行語として「共生」という語が良く使われるが、屋久杉にかかわらず、すべての生命は常に自立的あり同時に共生的です。郡山地区と各教会の関係もそのような本質的に自立的で共生的な地区と各教会の関係を大切にしたい。

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