牧師東西南北( 2004年6月6日 週報より)


 見える教会と見えない教会

 5月30日(日〉午後2時より郡山教会献堂式が行われ、総勢 約150人ほどが集まり完成をお祝いした。当教会より9名が参加した。教会入口横に絵はがき写真を掲示しているが、さすがに100年は持つ建物を建築したと自負する素晴らしい建築で、設計も細部まで考え抜かれていた。

 献堂式の説教で福島牧師が建築だけでなく、建築に伴う教会不和の問題で苦労し、謙虚にされ御言葉に支えられたことを正直に語り、建物と一緒に牧師も教会員も育てられたと言う。


 教会堂の完成は、教会の完成ではない。有名なガウディの設計によるサクラダ・ファミリアは教会堂の完成まで後何百年もかかるとのこと。その設計理念は計画の壮大さよりも教会は決して完成してはならないにある。ル・トロネ修道院は、あえて機械は使わずに修道士が祈りを込めながら石の一つひとつを自分で切り積み上げて教会堂を建築したという。その理念は、教会は自分の時間と労働を捧げ、祈りながら造りあげるものだからである。愚かな私たちは、どうしても見えるものに目を奪われやすい。見えるものより見えない教会(主を中心とする信仰共同体〉を祈りと時間をかけて建てることに熟心でありたい。


 まもなく栄光保育園の建築もはじまるが、同じように見えるものより見えないものにカを注ぎ、祈りを大切にして行きたい。



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