牧師東西南北( 2005年1月30日 週報より)



 教育基本法が改正される動きが活発である。今国会を目指した自民党だったが、優勢民営化が山場のためと公明党が反対するから見送ることにしたと報じられた。公明党は今夏東京都知事選があり、石原知事再選のために改正の動きを表に出したくないとの政治姿勢で見送ることを自民党に求めた。両党とも政治的判断 で教育的判断とは言えない。この政治的動機が改正の本当のねらいなら、怖い。

  昨年夏、保育所見学のために東京の学校法人アルウィン学園玉成幼稚園と野の花空の鳥保育園を訪ねた際、幼稚園案内をいただいた。その中に「アルウィン先生は、宗教は決して強制するものではなく、教えるものでもないと考えていました。ただ、知らせるもの、伝 えるものと信じて、万物の創造主(つくりぬし)である神に祈ることから一日が始まりました。現在もその精神を大切にしています」とあった。

 学校法人栄光学園の各幼稚園も宗教教育を大切にしているが、この強制するのではなく、自らの生きる姿勢をもって知らせ伝える精神を大切にして行きたい。

  もちろん国も国民が持つべき心を定義し、強制することが出来ない。

 注:アルウィン先生は、米国人駐日大使の娘として生まれ、米国ヨーロッパの幼児教育勉強後に、日本に帰国し、私財を投じて保育者養成所と幼稚園を開設した、日本の幼児教育の先駆者。



もどる
inserted by FC2 system