牧師東西南北( 2005年9月4日 週報より)


  8月29・30・31日と母校の目本聖書神学校卒業生研修会(群馬県伊香保温泉)に参加させていただいた。

 31日は「卒業生逝去者追悼礼拝」がもたれ、4名の先輩牧師の働きを振り返りながら、神様に召命を与えられそれぞれが豊かに歩ませていただいたこ戸を神に感謝した。

 その4名の中に今年3月4日に78歳で召された中村清信牧師(9期 1956年卒業)がおられた。どこかで聞いたことのあるお名前だが、すぐに思いあたらなかったが、紹介の中で矢吹教会に神学生として赴任し(1955年)、そこで女子大生であった奥様と知り合い結婚したとあった。矢吹教会(創立1951年)の歴史を調べていた時に知ったお名前であったことを思い出した。

 中村牧師は特攻隊の生き残りで敗戦後、共産党に入党しようと思い歩いていると、たまたま通りかかった教会で伝道集会をしており、時間つぶしに入り、そこで改心してクリスチャンになったとのこと神学生のときラクーア伝道を手伝うことになり、矢吹教会にしばらく住んだとの事。卒業して成田教会、大阪教会、東札幌教会と歩み、最後に東京シロアム教会(盲人伝道で有名、保育園もあり)を長く伝道牧会された。かたわら刑務所伝道、家庭裁判所調停員を長く勤められ、74歳で牧師を引退された。お元気であったが、怪我したついでに人間ドックに入られたら、末期の胃癌であった。最後に神学校の同学年の同窓会をしたいとの事で3名が集まり、最後の交わりを大変喜ばれたとのことであった。

 思いもかけないところで、矢吹教会の名前を聞き、今日の矢吹教会は主日礼拝がなされず残念な状態であるが教会が出来るまで多くの労と祈りがあったことを覚え、再開の道を祈ってゆきたい。


もどる
inserted by FC2 system