牧師東西南北( 2005年10月2日 週報より)


 先週は死を前にしての最後の言葉と死の淵から生還した人の最初の言葉を聞きました。
 9月21日に召された淵田牧師は、最後の時に家族を一人ひとり枕元に呼び「ありがとう」と絞り出すように語りかけられました。肺癌で声が出せないので最後の力で「love and peace」「ありがとう、ありがとう、せかい、ありがとう」と絶筆されました。目に見える姿は、呼吸ができず痛みもとれず苦しそうだったとのことですが、目には見えない内面の魂は平安だったように言葉から思えます。

 いまわの際にどんな言葉を吐くか、私には全く自身がありません。死ぬさまや最後の言葉で、あまり内面を探らない方が良いかもしれませんが、願わくは人への恨み言で終わらずに、人への感謝と神への讃美で終わりたいものです。

 尼崎市のJR脱線事故で重体となり意識不明が5ヶ月も続いていた鈴木順子さん(30歳)が奇跡的に意識を取り戻したとの記事が25日の新聞に載っていました。お母さんのもも子さん(57歳)は108人目の犠牲渚になりかけたのに・・」と涙が止まらないと。内臓破裂と脳に尊書を負い、生死を彷徨った順子さんが最初に発した言葉は「お母さん、お母さん」でした。「お母さん」って素敵な言葉。

もどる
inserted by FC2 system