牧師東西南北( 2005年10月9日 週報より)


 愛星幼稚園の運動会は今年もハラハラ天気で開始前と終了直後に雨が降るという綱渡りであった。でも気持ちのよい秋風の中、芝生上での運動会は爽快であった。

 園児たちの懸命に走る姿に感動を与えられる感謝である。特に肉体の障碍をもつ二人の男児の走る姿には涙が出てしまった。

 十数年前、米国では障碍のある人たちを「チャレジングピープル」と呼んだ。しかし、挑戦している人々というと「努力しない者はダメ」というイメージがあることなどから最近は「チャレンジド」いう表現が使われている。受身形。「挑戦を受けた者」という意味。この言葉には「神様から挑戦という使命や課題、あるいはチャンスが与えられた人々。

すべての人間には、生まれながらに自分の課題に向き合う力が与えられている。しかも、その課題が大きければ大きいほど、向き合う力も沢山与えられている」という考えに基づいている。

 全世界で障碍者は全人口の5%といわれている。
人間という実に複雑な生き物は、一定の確率で障碍のある子どもが生まれてきます。健常者が健康を与を与えられているのは、当たり前ではなくて、5%の存在があるからこそです。だから、幼稚園でも社会でも豊かに共に支え合って行くのは、健康を与えられた者への「チャレンジド」であり使命なのです。
 

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