牧師東西南北( 2005年10月30日 週報より)


 
 皇室典範に関する有識者会議が女性・女系天皇を容認する見解を出したことが新聞の一面に載った。男系優先とか直系とか時代錯誤の言葉を久しぶりに読んだ。

 また、愛子さんはこれから幼稚園というのに、この国にしては随分先を読んだ議論をしていることに驚く。女性天皇の容認は当然だが、議論が上滑りしているように思える。

 今、憲法9条をめぐって憲法改正の勢いが増しているが、そもそも憲法が保証する国民主権・人間平等の理念と現在の天皇制度は併存できるのだろうか。国民統合の象徴なるものを国民は必要としているのだろうか。

 これらの問題は天皇が女性になっても変わらない。9条の改憲問題を論じるなら天皇制存続の是非をも視野に入れた議論を政治の場でオープンに行うべきである。

 

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