牧師東西南北( 2006年4月23日 週報より)



 4月19日は暦では「穀雨」(百穀を潤す雨が降る日)。その日は本当に一日中春雨が降り、先人の知恵を伝える暦の確かさに驚きを覚えました。
「ものの芽の カに雨の 加わりぬ」稲畑汀子さんという女流俳人の作です。樹木、植物の新しい芽に雨が注ぎ逞しく成長する様子を詠んでいます。
 新学期がはじまり、1週間がようやく経過しました。
 幼稚園・保育園のこの期間は大変です。特に新入園児ばかりの3歳児クラスの担任は、髪振り乱し汗をかきながら保育し、職員室に戻るとぐったりしています。
でも、この小さな野獣たちも後2ヶ月もすれば、かわいい園児に変身するから不思議です。
 そうです。上述のように植物の芽には生まれながらに成長する力が本来備わっていて、そこに雨が降りそそいで豊かな成長があるのです。子どもにも同じように神さまは成長する力を与えています。
 教師・保育士たちは、その見えない成長する力を信じ、今を大事にしています。どの子にも、成長の芽を見つけ、愛情のシャワーを降り注ぐことで、子どもたちは教師の愛にこたえるまでに成長していくのです。勝負時の今、肝心なのは、誰にでも見えない成長する力が神様から与えられていることを信じる強い心です。教師・保育土たちはこの力を信じる信仰者なのです。
 
 

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